「次代の担い手」
青年会議所に入会した当時、よもや自分が理事長を務めるなど微塵も感じたことはなく、会社員である私は卒業までの11年間、会社に活動の理解をしていただき、無事に「卒業」するという目標であったと記憶しています。しかし、多くの人と出会い、個性豊かな仲間と供に笑い、新たな気づきを学びに変えられるこの団体にとても魅力を感じるようになってからは、様々な機会を成長の機会と捉え、卒業までの限られた期間、出来る限り多くの「挑戦」をさせていただく事こそが新たな目標となりました。
今では、自身の成長こそが私にとって、更には会社にとっても最もプラスになると信じています。ですから青年会議所の活動期間は、精一杯使い倒していきたいと思います。様々な経験は私にとって大きな糧となっている事はいうまでもありません。
いつの時代も、住み暮らすまちの発展に希望を抱き、一心不乱に活動してきたのは若い世代でした。なぜならば、まちの未来、子供たちの未来と現実的に向き合える世代であるからです。そして当該世代である私たちの発信力はほかのどの世代よりも説得力を有し、実行可能なパワーを備えています。そのようなポテンシャルを秘めた仲間が組織力をもって構成されているのが青年会議所なのです。その活動の過程において、私たちには成長の機会が提供され、様々な経験から多くの刺激を受け、次代にバトンを託した後には会社の、時には社会の指導者となっていくのです。
先人の弛まぬ努力の下、今日があります。それらをしっかりと引継ぎ昇華させて次代に託す。
「継往開来」~輝かしい未来のための挑戦~本年度の埼玉中央青年会議所のスローガンですが、しっかりとした形で2020年にバトンを託してまいりたいと思います。