理事長のひとこと

「御礼」

 

 平成から新たな元号である令和へと変わった2019年も本日で終了となります。

 私の埼玉中央青年会議所において第24代理事長としての職責も本日で終了となりますので、毎月配信させていただきました「理事長の一言」も本日をもって終了となります。

 自分の価値観を書き綴った理事長の一言ですので、こんな解釈もあるのだな。程度に思って頂けたら幸いです。

 

 思い返せば、先人が必死に築き上げてこられた埼玉中央青年会議所という崇高な組織を背負うために、恐れ多くも理事長に立候補させていただき今日に至りますが、私を第24代理事長としてお認め頂き、温かく見守ってくださった歴代理事長をはじめ先輩諸兄姉の皆様、頼りない私を支えて下さった理事構成メンバーをはじめとするメンバーの皆様、そして何より挑戦する機会を与えて下さった会社の社長をはじめ多くの社員に心より感謝を申し上げます。

 

 会社員である私には到底経験することのできないであろう、組織の長としての言い知れぬ緊張感と不安で始まりましたが、自分なりに精一杯職責に向き合い、力の限り背伸びをした1年間でありました。青年会議所に入会をした当時、理事はおろか理事長職を務めさせていただくなど思いもよりませんでしたが、入会をして会費を納めている以上、会費以上の費用対効果を出すため、良い意味で「使い倒す」必要があるのだと改めて思います。それは、少し無理してでも様々な機会が訪れた際、果敢に挑戦する心構えなのだと思います。挑戦の度合いについては、それぞれ置かれている環境によって異なることは至極当然です。

 何もしないでいても、40歳という年齢に達すれば卒業をするのが青年会議所です。

 40歳までの期間をどのように過ごすのかにより、その後の人生は大きく変わると信じています。大変な思いをしたからこそ、知らず知らずのうちに自身の価値観を豊かにしていくものだと強く思います。以前にも申しましたが、大変とは大きく変わるチャンスです。私の青年会議所としての期間は残り1年となります。最後の最後まで、しっかりと青年会議所という学び舎で多くを経験し学び、自身の人生をより豊かなものとしてまいります。

 

 継往開来~輝かしい未来のための挑戦~

 継往とは、先人の事業を受け継ぐことを指し、

開来とは、発展させながら未来を切り開いていく様を言います。

 本年の埼玉中央青年会議所のスローガンとして定めてまいりましたが、本来であれば日本に住み暮らす私たちにとって、どの立場においても普遍的なスローガンでなくてはいけないと思います。皆様の頭の片隅にいつまでも本年のスローガンが生き続けることを切に願い、1年間貴重な経験をさせて頂きました事、ご協力をいただきました全ての皆様に心からの感謝を申し上げるとともに、2020年が皆様にとって素晴らしい年になりますことを心より祈念し御礼とさせて頂きます。

 

20191231日 公益社団法人埼玉中央青年会議所 第24代理事長 木田 高史