理事長のひとこと

東京などの首都圏をはじめとする緊急事態宣言が再度延長され、我々の活動エリアもまん延防止等重点措置の範囲として制限されています。しかし昨年と違うのはまだまだ始まったばかりではありますが、高齢者を中心としたワクチン摂取が始まってきています。本当にオリンピックが開催できるのか。いつワクチンを摂取して通常の生活に戻ることができるのか。本当に1ヶ月先の状況ですら見通すことの難しい状況が続いております。

 

まずは5月1日に開催されました5月第1例会~Road to 2050 S=S~にご参加頂きありがとうございました。環境をテーマに国が掲げる2050年脱炭素社会実現に向けて、企業として個人として何ができるのかをディスカッションさせて頂きました。具体的な取り組みも多く紹介できたので皆さんの暮らしや仕事に積極的に活かしてほしいなと思っておりますし、その取り組みを是非ご家族や会社の皆さんなど周りの人に伝えてください。一人ひとりが当事者意識を持って行動に移していくこと。これが一番重要なことだと思っています。金子委員長をはじめとするまちの未来創造委員会の皆さん本当にお疲れ様でした。

 

そして第2部においては我々の活動エリアであるさいたま市、上尾市、伊奈町の首長をお迎えしてJCI埼玉中央と2市1町がSDGsを共同推進する「SDGsパートナー宣言」を締結させて頂きました。もちろん今までも連携して事業を行ってきましたが、この宣言を起点にさらに加速させたいと強く思っております。7月には最初の連携事業として2市1町の行政、市民と一緒に環境問題について語り合う討議会「ワールドカフェ」の開催も予定していますので楽しみにしていてください。

 

また、5月15日・16日は「は〜とふるローズ」事業も開催されました。例年与野ばら祭りでのブース出店で事業を行っていますが、今年は与野ばら祭りが中止となりイオン様に全面協力頂き2日間にわたりイオンモール与野店にて開催することができました。当日は多くの子供たちに来場頂き、笑顔でバラ作りのワークショップを体験している姿を見て実施してよかったなと思うと同時に、例年と違う会場で実施することでいつもと少し違ったターゲットへの我々の活動のアプローチができたなと手応えを感じています。関口担当理事をはじめとする拡大アカデミー特別委員会のメンバー、アカデミー生の皆さん本当にありがとうございました。

 

私がよく話す内容で「パートナーシップの重要性」というものがありますが、5月の例会・事業はまさにパートナーの力を使ってJCの発信力を高める取り組みであったと言えます。引き続き様々なパートナーと連携して事業を行うことで我々だけの発信力では届かない層へのアプローチが可能となり、より多くの人たちにJCについて知ってもらい、興味を持って一緒に活動する仕組みを今後も作っていきましょう。

 

そして6月5日は6月第1例会~NEW NORMAL時代の変革者へ~が開催されます。コロナ禍で人々の価値観が大きく変革する中で、これからの時代に必要とされるリーダーとはどのようなリーダーなのか。様々な企業のマネージメントやコンサルを手がける 株式会社識学 代表取締役社長 安藤 広大氏をお招きして今後も起こりうるあらゆる脅威や変化に対応できる人材へと成長できる学びの多い例会となっております。この例会はJCだけでなく会社の経営にもすぐに活かせる内容となっていますので、是非メンバーだけでなく会社の仲間や従業員の皆さんもお誘い頂きご来場頂ければと思います。資質向上委員会の皆さん設営よろしくお願いします。

 

6月が終われば1年の半分が終了して後半戦に入ってきます。1年間コロナコロナで何もできなかったではなく、コロナだからこそこんなことができたと胸を張って言えるように、運動を止めず例会・事業をリデザイン(再設計)して行なっていきましょう!今月もどうぞよろしくお願いします。