理事長のひとこと

世界を熱狂させた東京2020オリンピックが閉会し現在はパラリンピックが引き続き開催されています。アスリートの皆さん本当にお疲れ様でした。そして数々の感動をありがとうございました。

 

パラリンピックをTVで観戦していた8歳の次男が、両腕に障害がある水泳選手を見て「怖い」と言っていました。

私は「怖くないよ。同じ人間でもしかしたら病気や事故で自分がそうなるかもしれないんだよ。それよりも障害があっても挑戦できるなんてすごくない?普通泳げないでしょ?」

そう伝えると「そっか!すごい事なんだね!」と言って応援していました。なかなか自国で開催されなければパラリンピックを観戦する機会もありませんでしたが、子ども達にとっても多様性を理解する良い機会となったのではないかと思います。

 

さて、8月は緊急事態宣言の発令により多くの事業が中止・延期となりました。担当委員会の皆様には大変なご苦労をおかけしてしまいましたがご理解頂き本当にありがとうございます。

その中でも8月4日には8月第1例会〜みんなちがって、みんないい〜にご参加・ご視聴頂きありがとうございました。サイボウズ株式会社から中根弓佳様をお招きして多様な個性を活かせる組織の在り方についてご講演、対談を頂きました。ご自身が経験されてきた失敗談や経験についてお話し頂きとっても参考になりました。JCに限らず会社も家庭も組織でありますが、多様な個性を活かす組織に改革するためにはまだまだできることがあると痛感させて頂きました。吉岡委員長をはじめとするダイバーシティ推進委員会の皆様素晴らしい設営でした。お疲れ様でした。

 

また、8月19日〜22日はJCI ASPAC台中大会がオンラインで開催をされました。ASPACというのはJCI日本が属しているアジア太平洋地域のエリア会議で毎年5〜6月に開催されていますが、今年はコロナの影響で8月に延期されました。当LOMからは佐々木直前理事長がJCI副会頭として出向されており、プログラムの司会をするなどのご活躍をされておりました。参加してみて言語の違うメンバーがオンラインで交流すること、通信環境の問題などWEB開催の難しさを感じましたが現地に行かなくても開催できることに可能性も感じました。2022年のASPACは開催地が大阪の堺高石と国内開催となります。その頃にはコロナが落ち着いていることを祈って、せっかくの国際の機会なので多くのメンバーで参加したいと思っています。

 

そして、9月3日はJCI埼玉中央の創立記念日となり、9月第1例会 創立記念式典〜We do not stop〜を開催させて頂きます。本来であれば多くのシニアの先輩方、関係諸団体の皆様をお招きして交流を行う予定でしたが、緊急事態宣言発令中につきメンバーのみ現地に集まって頂き、式典のみ開催させて頂き動画配信をする予定です。2年連続でこのような形式となってしまったことは非常に残念ですが、コロナ禍でもしっかりと我々の今年の運動を発信していきたいと思いますのでご参加をよろしくお願いします。

 

最後に拡大の話ですが今年度60名の拡大を目標に拡大アカデミー特別委員会を中心に頑張って頂いた結果、8月の理事会時点において52名入会といよいよゴールが見えてきました。日頃より拡大活動にご協力頂き本当にありがとうございます。今年入会のアカデミー生の皆さんはこれから10月のアカオリ、12月卒業式の準備など集まる機会が多くなり少し大変かもしれません。しかしここで諦めず少しだけ背伸びをして、少しだけ無理をして参加してみてください。その先には必ず素晴らしい同期の絆が生まれ一生の友情が育まれるでしょう。私達もみんな経験してきました。まずは参加してJCを楽しんでくださいね。今月の理事長の動画では同期について熱く語っていますので是非ご覧になってください。

 

ワクチンの普及が進んだからなのか集団免疫なのかわかりませんが全国の感染者数も少しずつ落ち着いて前週を下回る日が増えてきました。(といってもすごい人数ですが)今は子どもからの感染も増えているということで心配ですが、引き続き感染症対策を徹底したうえでJC運動行っていきましょう!今月もどうぞよろしくお願いいたします。