２０年前の９月１１日アメリカ同時多発テロ事件が発生しました。私は自宅のテレビでその現実味の無い映像を横目に大学に行く準備をしていたことを今でも覚えています。
今年の９月１１日の新聞に敬愛するＸＪＡＰＡＮのリーダーで社会活動家としても知られるＹＯＳＨＩＫＩ氏の「個人の心 社会を変える力に」という記事が掲載されていました。自身のチャリティに対する考えを述べ、その中で「花を贈るとか、電車で席を譲るとか何でもいい。『ありがとう』と言われた瞬間幸せになる。そんな輪が広がるといい」とのこと。テロから２０年経過した今、アメリカでは人種差別が再び大きな問題になっています。新型コロナという新たな脅威を前に人々が助け合い、互いに「ありがとう」が言える幸せな社会を目指すには個人として何ができるのか。改めて考えさせられた記事でした。
さて、９月３日には９月第１例会 創立記念パーティー～Ｗｅ ｄｏ ｎｏｔ ｓｔｏｐ～が開催されました。昨年創立２５周年を迎え、本来であれば多くのシニアの先輩方、関係諸団体、パートナーの皆様をお招きして日頃の感謝の思いを伝え交流する場を計画していましたが、緊急事態宣言の影響で現役メンバーのみが集まり式典を開催し、その様子を後日配信する運びとなりました。動画配信となりましたが皆様には改めて日頃の感謝を申し上げます。例会の後半では次年度理事長予定者並びに理事予定者の紹介もあり、いよいよ次年度の足音が聞こえてきたなと少し寂しくもワクワクする気持ちとなりました。大澤委員長をはじめとするパートナーシップ構築委員会の皆様、設営が変更となり色々とご苦労おかけしましたがありがとうございました。
また、９月事業として９月２３日にはＡＣＴＩＯＮ ＦＯＲ ＴＨＥ ＦＵＴＵＲＥ～はじめの一歩を踏み出そう！～がイオンモール与野にて開催されました。こちらはイオンモール与野のＳＤＧｓウィークのイベントに合わせて元マラソン銀メダリストの有森裕子さんをお招きして、講演会とスポーツウェアのリサイクル事業を開催しました。こちらも残念ながら緊急事態宣言の影響で有森さんがオンラインでのご出演となりましたが、ご自身の取り組みやリサイクルの呼びかけをして頂き多くのウェアの回収ができました。回収した衣類は選別後有森さんが代表を務める「ＮＰＯ法人ハート・オブ・ゴールド」を通じてカンボジアへ寄付させて頂きます。こちらもご参加・ご協力を頂いた皆様本当にありがとうございました。
そして、１０月１３日には１０月第１例会～「出向」その一歩を踏み出そう！～が開催されます。出向というと選ばれた人だけが関係していて私には関係ないと思う方もいらっしゃるかもしれません。実はそんなことはなくて、この例会は青年会議所が持つ「出向」という制度を学び、そのスケールメリットを感じてもらい、興味を持ってもらいたいという思いから開催させて頂きます。私も入会してから何度も出向していますが、本当に多くの学びと経験、そして素晴らしい出会いが毎年あります。是非ご参加頂き少しでも興味を持ってもらえたら一緒に出向の第一歩を踏み出してみましょう！今月の理事長のひとことＹｏｕ Ｔｕｂｅでも出向について楽しく語っていますので是非そちらもご覧ください。
いよいよ１０月からは緊急事態宣言が解除されて日常生活が戻りつつあります。ワクチン接種率も人口の５０％を超え、新規感染者数も減少し、治療薬の治験が始まるなどいよいよｗｉｔｈコロナ時代に突入した雰囲気がでてきましたが、引き続き感染症対策を徹底したうえでＪＣ運動行っていきましょう！今月もどうぞよろしくお願いいたします。
