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理事長のひとこと

2013年09月25日更新
子ども達のコミュニティー

 例年、私たち公益社団法人埼玉中央青年会議所では青少年育成事業として“Real Dream”という造語をタイトルに入れて、シリーズ化した事業を2009年から開催しております。今年度は「Real Dream トレジャーハンターズ in 岩槻城址公園」と題して、さいたま市岩槻区にある公園で100名の子ども達を集めて開催をいたしました。

 私たちが開催した青少年育成事業にご理解をいただき、大事なお子様をご参加させていただきました保護者の皆さまには感謝を申し上げる次第です。また、講師を務めていただき様々なアドヴァイスをいただきました西郡学習道場の西郡文啓様やボランティアで看護師を務めていただきました塩沢様にもご協力を頂きました事に、深く感謝を申し上げます。

 例年にならいこの度も、限られた時間の中で、何を子ども達に学び持ち帰ってもらうか、という事業を開催する“目的”は入念に確認をしました。それは毎年少なからずとも違っており、今年度は子ども達の主体性を育むことを主眼に企画をしました。更にその事業を通し、さいたま市の魅力を感じてもらえる場所で開催することや、参加する子ども達が今まで体験したことのない独創性を重視した企画に取り組みました。
 
 私は、これまでも開催しております私どもの青少年育成事業は継続して行っていくべきであると考えております。過去には、キャンプや稲作、富士山の登山など形が違っても、この様な機会を創出していくことによって、参加した子ども達に多様な学びを得る切掛けを生む事が出来ると考えております。

 先述した通り、主体性を育んでもらうことを目的としましたが、子ども達のコミュニティー、即ち世界観というものは非常に狭く小さなものであると思います。家族との輪としてのコミュニティーは勿論の事、その他は、小学校での同学年同士の輪かもしれませんし、同じ学校のクラブ活動での学校内の繋がりかもしれません。もしかしたら、塾や少年スポーツクラブに通っている子どもは学校以外での繋がりもあるかもしれません。
 しかしながら、私たちが毎年開催する夏の事業は毎年学校や少年団に特定されない子ども達が参加するようになっております。学校以外で、ランダムに集まった子ども達が新しい繋がりを持つ事によって、もしかしたら新しい自分を発見してもらえるかもしれませんし、学校では恥ずかしいと思っていることを環境が違う事によって試せることができるのかもしれません。初対面同士の子どもたちが早く打ちとけ合えるようなコミュニケーションの方法を子ども達なりに発見するのかもしれません。
 これからも子ども達のコミュニティーを創出していくことで、世界は広く、夢や希望、楽しい事が沢山あり、様々な人が沢山いる事を学んでもらいたいと思います。

2013年09月24日更新
IDENTITY

 7月を振りかえると私たち埼玉中央青年会議所では大きく、“2016年度全国大会主管立候補に伴う現地調査並びに対話集会”が3日に開催され、その翌週には2014度の理事長を信任する選挙例会がありました。そして、上尾市夏まつり参画事業、関東地区大会や日本青年会議所のサマーコンファレンスの開催があり私自身7月は一日だけ青年会議所活動のない日があっただけで、会員の皆さまと共に大変多忙な月であったと感じております。

 いつもご理解ある地域の皆さまに支えられながら、地域においての青年会議所運動を行っておりますが、“2016年度全国大会主管立候補に伴う現地調査並びに対話集会”におきまして、私たち埼玉中央青年会議所は非常に多くの方々に支えられていることを深く実感した次第です。私たちの全国大会の誘致運動は、いくら感謝をしても、し尽せない程の御支援と御協力を皆さまから賜り推進されております。
 地域においては、清水市長をはじめさいたま市行政の皆さまや埼玉県、上尾市そして伊奈町からの御支援もいただいておりますし、関係諸団体のみならず、住み暮らす人々の為に無償で活動している方々、そして企業からも大きな期待と共に青年会議所運動にご理解を賜りご支持を得ております。また、埼玉中央青年会議所のルーツである、旧LOMのOB・シニア会の皆さま、斎藤会長をはじめシニア会会員の皆さまには常日頃から現役支援という一言において影日向での精力的な活動による御支援もいただいております。
 ひとたび、地域を離れ今年度は宇都宮の地で開催された関東地区大会に参加をすれば、関東地区内157LOMの同志が私たちを応援していただいていることを痛切に感じますし、横浜で開催されたサマーコンファレンスやその前日に同地にて開催された日本JCの理事会においても、全国の青年会議所の同志からもあたたかいお言葉をかけていただき身が引き締まる思いをすることが多々あります。

 埼玉中央青年会議所の会員の皆さまには、是非その気持ちを私同様に、まちを代表する個人として感じ取っていただきたいと思います。
 アイデンティティーを感じる時というのは、自身が置かれている立場や環境が変わった時に感じられます。例えば、生業として取引先と会う時には、従業員であれ、取締役であれ、会社を代表して取引先と会うことになります。初見の時に、会社名を名乗ってから個人の名前を伝えるのがその最たる例です。その時、個人のアイデンティティーというものは会社に属します。極端な例として、海外に行ってある会議に出席したとします。その時最初のアイデンティティーというものは日本人になるのではないでしょうか。
 私たち埼玉中央青年会議所の会員一人ひとりはいついかなる時でも、埼玉中央青年会議所の代表である事を自覚して振舞っていただき、時には埼玉を代表して、また時には関東を代表して、品格と教養のある節度を持ち合わせた態度で行動していただきたいと思います。なぜならば、2016年度の公益社団法人日本青年会議所の全国大会主管立候補をしている青年会議所の会員であるからです。全国大会主管立候補青年会議所であることをアイデンティティーとして、新しい目線を持って常に襟を正して行動していきましょう。会員の皆さまの一人ひとりが埼玉中央青年会議所そのものであり、JCIであるからです。

2013年07月23日更新
6月例会

 6月1日に開催されました埼玉ブロック協議会の第43回埼玉ブロック大会は多くの学びを得ることができた1日となりました。ご参加いただきました会員の皆さま、そしてなによりも大会構築にご尽力いただきました社団法人朝霞青年会議所の皆さまと埼玉ブロック協議会の皆さまに感謝を申し上げます。

 公益社団法人埼玉中央青年会議所としましては6月第1例会として、会員の資質向上を行う研修という位置づけで参加することによって、最終的には埼玉ブロック協議会が同大会で開催するセミナー等のファンクションでの目的達成に繋がるのだと思います。また大会式典においても、その設えや進行の方法や歴代のブロック会長の方々を知る切掛けにもなりますし、同じ青年会議所の同志として学ぶべきところが多くあると思われます。
 私自身は、同日に2016年度公益社団法人日本青年会議所全国大会主管立候補の届け出があり、午後からの合流となりましたが、大会の最後まで残っていただいた多くの会員から、非常に勉強になったというお話を伺い前向きに様々な事を学びに行く姿勢が感じられた事に対して、大変嬉しく思いました。

 同大会で、“たから市”という埼玉県内各地にある地域のたからを持ち寄ったブース出展があり、私たち埼玉中央青年会議所からはさいたま市のソウルフードとも言われるさいたま市西区の満々亭さまのスタミナカレー、通称“スタカレー”と桜区の埼大通りにあるウイグル料理ムラトさまのケバブを埼大生のソウルフードとして出展させていただきました。
 ご出展いただきました両社には、私たちの活動にご理解をいただきご協力いただきました事に、心からの感謝を申し上げます。また、地域での繋がりを持って、2つのブース出展ができたことは今まで埼玉中央青年会議所が紡いできた歴史の御蔭でもあり、担当者の細沼担当理事や総務運営局の皆さまの力によるものであると感じます。

 単に出店となる屋台を集めて出展するのではなく、たから市という場で地域の特産や地域が発信していきたい物や食べ物、要するに地域の宝もしくは今後地域の宝にしていきたいと思う品を多くの方々に見て感じていただくことは、今後のまちづくりにおいて有意義な機会であると思います。会員に対しては、常にアンテナを立て情報の収集や何気なく接しているものも、地域の宝になることを認識してもらう機会にもなると思います。青年としての5感を発揮していただき今後も驚きを与えられる企画をしていきたいと思います。

 6月の第2例会において、公益社団法人日本青年会議所第59代会頭を務められました相澤弥一郎先輩をお迎えしご講演いただきました。公私共にご多忙な中、さいたまにお越しいただきました相澤歴代会頭には深く感謝を申し上げると共に、常日頃から様々なことについてご指導いただいております事に厚く御礼を申し上げます。また、当日は埼玉ブロック協議会役員の皆さまや県内各地会員会議所理事長をはじめとします、同志の方々にもご参加をいただき、7月3日に開催された全国大会主管立候補に伴う現地調査並びに対話集会に向けて大きな弾みとなった例会でありました。また今年度、私たち埼玉中央青年会議所が立候補をした2016年度第65回全国大会開催に向けた誘致運動の全てに対して決意と覚悟をより強力にしていただけた一日となりました。

 ご講演では、青年会議所運動の原点である東京青年商工会議所、設立趣意書の「我々青年はあらゆる機会をとらえて互に団結し自らの修養に努めなければならぬ」というお言葉をいただきました。青年会議所は事業実施にいたるまでのプロセスを大事にし、そこに個の成長を対価として得ることができると私は考えております。また、個の成長のみならず何物にも代えがたい感動も味わうことができるとも思います。
 あらゆる機会を捉え修養に努めることは昨年そして本年と、全国大会の誘致運動を行い非常に実感しています。一人ひとりの会員に対して、行動することの意義と目的を確りと伝え、その機会を活かしていただくことはあらゆることに対して行っていかなければならないと思います。

 全国大会への道のり、またその先にある地域の未来に向けた道のりは繋がっていることをいつも感じながら自らを律し、革新をもたらすことが輝き誇れる我がまちの創造を実現する事を信じ、今後も埼玉の悲願でもある夢の実現に向けて団結して進んでいきます。

2013年07月22日更新
市政参加の意識向上を行うこと

 5月に行われました、さいたま市長選挙に伴い私たち公益社団法人埼玉中央青年会議所では“e−みらせん”というインターネット動画で立候補表明者の方々の政策を市民がオンデマンドで見ることができる事業を行いました。
 公私ご多忙の中、御出演いただきました市長選立候補表明者の方々には、私どもの活動にご理解をいただき、ご協力賜りました事心から感謝を申し上げます。

 過去に私たちの活動地域で、ローカルマニュフェスト型公開討論会やリンカーンフォーラム等も開催させていただきましたが、決められた会場と日時で開催されることによる物理的な限界とスマートフォンの普及による効果を鑑みて、この度はインターネットを活用した手法を選択いたしました。また、さいたま市においては地方局のテレビ埼玉でテレビ討論会が行われるようになり、私たち埼玉中央青年会議所は市長選の関わり方について、その発信力と手法に関し時勢を捉えながらも効果的な手法を取るべきであると考えた結果でした。

 私は、結果的に選挙の投票率向上が、市民の市政参加意識の向上を数字で確認することができると一つの目安になると考えておりました。よって“e‐みらせん”を実施する私たちの目的としては投票率の向上ではなく、市民の市政に対しての関心を高める機会の創出でありました。それは、住み暮らすまちの投票率が低いのには何かしらの原因があって、それを補うことによって投票率の低い若者がよりまちの未来について関心を示し行動していただけるのではないかと考えた結果です。要するに、原因を蔑にして単純に投票率をあげるには無理があると思ったからです。

 この度の事業では、地域の有権者に向けて限られた時間の中、どのように“e−みらせん”の存在を広め視聴してもらえるかが、この事業の焦点でありました。よって、同様の運動を行っている他団体に協働を持ちかけたのですが、いずれも非常に消極的な対応であったことに驚かされました。もしかしたら、私たちのアプローチに問題があったのかもしれませんが、明確な目的を持って活動をされているのであれば、今後も協働の道を模索させていただきたいと心から思う次第であります。

 最後に、担当していただきました地域の未来共創委員会の皆さまに感謝致します。

2013年07月22日更新
ホッとTOWNい〜な 2013

 私たちの活動地域である、伊奈町で例年開催されております、伊奈バラまつりにおいても町の花である薔薇に愛着と魅力を感じていただきたく、ブースを出展させていただきました。
 素晴らしいことに私たち埼玉中央青年会議所の活動地域には“ばらのまち”が2つもあるのです。さいたま市ばらまつりでもアメリカンフラワーのブースを出展させていただいておりますが、今年度、伊奈町のバラまつりではちぎり絵の先生をされている金子香代子様の御協力をいただき薔薇のちぎり絵を展示させていただきながら、アメリカンフラワーの制作ブースに更なる花を添えていただきまして誠にありがとうございました。また、ブースのお手伝いをしていただきました伊奈町商工会青年部の皆さまにも感謝を申し上げます。

 毎年、バラまつりを単に一過性のまつりとせず、様々な工夫を凝らし1粒で3度美味しくなるよう、行った事業に一層の効果を求めこの事業においてはウニクス伊奈さまや特別養護老人ホームみちみち伊奈中央さまにもご協力を賜りました事に、大変感謝いたします。
 ばらまつりが終了した後も、その余韻を伸ばすようにウニクス伊奈さまでアメリカンフラワー(バラの造花)の展示をさせていただきました。更に、展示したアメリカンフラワーをみちみち伊奈中央さまに寄贈することで、会場にお越しになれなかった方々にも、地域の誇る薔薇の魅力をお伝えすることが少しできたのではないかと思います。

 伊奈町で行うばらまつりのブースとさいたま市中央区で行うブースでは、青年会議所の会員に対して、若干その趣旨が違います。しかしながら、行う事業の目的である地域の魅力を発信することに関しては同一のものであります。
 如何にしてその効果を高めることができるのかについては、毎年悩ましいことでありますが今年度の伊奈バラまつりでは、藤岡実委員長の創意と工夫でその効果を高めていただきました事は手前味噌ながら嬉しい限りです。

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